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異端の大義(下) 著:楡 周平 

不当な人事で閑職へ追いやられ、自ら辞表を出した者が、ある転機により同業外資系の有力企業へ転職する。その企業は日本上陸を虎視眈々と狙っていたが、元会社の経営悪化により更なる転機が巡ってくる。それは、自らの手で代々続いた一族の支配から呪縛を解き放ち、従業員および元会社を救済できる買収劇に参画できたことだ。
主人公は、終始一貫して「企業は人なり」と思い続け、転職先企業が買収を計画する時も欧米的やり方ではなく、あくまで従業員に不安を与えず、ビジョンを早く明確に知らせることだと言っていた。こういった信念を貫ける人が、この世の中どれ程いるものだろうか。



(あらすじ)
岩手工事の閉鎖業務を遂行している最中、事件は起きた。やめた元従業員が自殺したのだ。工事長はお見舞いにいくのは自重しろと指示を出す。しかし、高見は元従業員の気持ちを汲み取り、誠実な対応をするため、すぐさま通夜へ参列した。その帰りにマスコミにインタビューを受け会社不利と取られるような発言をしてしまう。
このことから、会社側は高見を問題視し、また、人事部長である湯下の高見への個人的恨みを晴らすべく、不当人事を発令した。それは子会社への出向で、且つ今まで経験もした事がない営業だった。
当然、芳しい成績も上げられず、また売り上げのカラクリを知り、部下の不正を正そうとした結果、社長から素人扱いされ立場を失う。湯下の術中にはまった形ではあるが、転職先を探し始める。そんな最中、商品展示会で仕事をしているとき、アメリカ時代に出会った同業者カイザーの有力人物ノーマンに会う。今までの事情を話すと、ノーマンはすぐカイザーへ来ないかと誘い、高見も快く受け入れる。
カイザーでの最初の仕事は、中国へ赴任しマーケティングをする事にあった。東洋電器とは違い充実した生活を送る事が出来た。そんな中、カイザーが過去の日本上陸の失敗経験を活かし、再度上陸を狙っている事を上司から聞く。さらに、その矛先を東洋電器へ向けている事も知る。
東洋電器はというと、今まで大リストラや事業整理を行なってきたが、やり方に失敗し全て裏目に出てしまった。結果とてつもない負債を抱えてしまう。それを聞いた高見は、なんとか自分の手で救ってやりたいとの思いから、カイザー内で持論を展開し、受け入れられていった。



実際に、どう東洋電器が再生プランを策定し、再建に向かうのかは、読んでみてのお楽しみ。主人公の高見の信念は、終始一貫しており、高見のような上司のもと働きたいものだ。また、最後に湯下の結末も惨めではあるが、東洋電器への思いは高見と同じだったかもしれない。考え方の違いにより明暗を分けた形だ。

異端の大義 (下)異端の大義 (下)
(2006/03/16)
楡 周平

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