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ターゲット 著:楡 周平 

猛禽の宴」の続編にあたる「ターゲット」をご紹介します。

個人的には前作程インパクトは受けませんでしたが、内容的には面白く、主人公である朝倉恭介の知的でかつ強靭的な力とスリリングな展開を味わうことが出来ました。また、新たな発見もありました。それは、東アジアの国際関係についてです。とりわけ、「中国、北朝鮮そしてアメリカ」の関係は、現実社会でも微妙な関係で、小説の中では北朝鮮を必要悪と位置づけています。
必要悪とは主にアメリカから見た意見で、北朝鮮はあったらあったで核をちらつかせきて、国際情勢を不安をにし、かといって攻め込めば容易に陥落するだろうが、今度は米軍を北朝鮮の監視のため(元々はロシアだったが)に日本、韓国に常駐させるだけの大義名分がなくなり、中国の台東を許してしまう。このため、北朝鮮をつぶれない程度に生かし続ける必要がある。これは、小説の中での話ですが、現実社会でもうまく説明がつきます。まさに今のアメリカ外交がそうなのでは・・・



(あらすじ)
アメリカ中央情報局(CIA)は、国内に中国製武装機器が多く出回っていることを憂慮し、またそれに中国高官が関わっているらしい情報を掴み、早々にアジアへ工作員を送ることを検討していた。その工作員候補として、朝倉恭介に目をつけた。工作員になる条件として、もちろん戦闘能力が高いことが必須だが、誰にも触れてほしくない裏を持っている人物が適当だった。しかしCIAは、恭介があやしい顔を持っていることは掴んでいたが、コカインの密輸をしていることまでは把握していなかった。
そのころ、恭介は前回の内部抗争のあと、ある仕事の片をつける為にクアラルンプールに行っていた。しかし、そこから日本へ帰国途中にまんまとCIAに確保されてしまい、工作員として働くこととなる。恭介の知恵を持ってしても、工作員を回避する手段がなかった。
恭介が工作員としての訓練を受けている頃、日本海側で北朝鮮の工作員と思われる遺体が発見された。確認した結果、生物兵器を所持していた。その兵器の解析の結果、今までにない全く新しいタイプのウィルス兵器で、また日本ではなく日本にある米軍基地を狙ったものだということが分かった。北朝鮮は、この兵器を7カ所ある基地へばらまき、軍の無力化をねらったのだ。
CIAは、北朝鮮は再度実行に移すと考え、それを阻止する為に日本人であり、訓練をトップ成績でクリアした恭介を送り込んだ。ここでアメリカが、なぜ北朝鮮の宣戦布告ととらずにその行為阻止に注力したかは、前段でお話しした「北朝鮮=必要悪」だからだ。
ここから、CIAと恭介の北朝鮮テロ阻止へ向けて展開される。



阻止への展開については、ぜひ本読んでご覧ください。

この本を読んで話の展開に疑問を持ったことがあります。北朝鮮工作員のリトライするタイミングが、どうも不自然なのです。本国からのウィルス兵器散布指示では、日本はちょうど台風が通過しているときで、交通手段等混乱することを考えれば、テロが成功裡に終わらない可能性があるはずです。どうしてこのタイミングだったのか、最後まで分からずじまいでした。

最後に、CIAが恭介に訓練を施したことに驚愕します。それは、恭介がマフィアボス ファルージオと親交があったことが分かったからです。この続きである最終編「朝倉恭介(本タイトル)」を、いまから読みたくてたまりません。読み終わったら、またご紹介したいと思います。

ターゲット (宝島社文庫)ターゲット (宝島社文庫)
(2001/01)
楡 周平

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