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クラッシュ 著:楡 周平 

クーデターの続編である「クラッシュ」も600ページに渡る長編小説でしたが、読み応えがあり完成度が高いと思いました。内容も実際にあり得ない話ではなく、現在のネット社会問題をうまく表現していると思います。

「クラッシュ」は次のテーマに沿って書かれていると思います。
 ・航空機(開発)の弱点
 ・ネット社会の弱点
今飛んでいるハイテク飛行機は、ほとんどコンピュータ制御によってコントロールされています。従って、その中枢を司るコンピュータは複数台搭載することによって非常事態を回避し、システム停止することは許されません。もし、システム停止すれば、それは「死」を宣告されたも同じです。
また、インターネットの出現は「人類が火を手にして以来の革命」といわれ、現社会ではなくてはならない道具です。しかし、世の中には非社会的行為を行なうものも少なくなく、コンピュータウィルスという副産物を産んでしまいました。ウィルスによってネットが壊滅的な打撃を受けたとき、社会のもろさが露呈します。

主な登場人物は、クーデターの主人公であった川瀬雅彦、航空機制御ソフトを開発するU.S.ターン・キー社社長のグレン、その恋人キャサリン、そしてグレンの浮気相手アンジェラ。
今回の主人公はキャサリンで、ことの発端はグレンの浮気から大事件へと展開されていく。雅彦は、現場主義のジャーナリストから最愛の人ユキを追って記者へ転向する。



(あらすじ)
場面は、ハイテク機「AS-500」の着陸失敗から始まる。この事件によってU.S.ターン・キー社グレンは、航空会社からソフトの見直しを要求される。グレンは恋人キャサリンとこのベンチャー企業を経営しており、キャサリンはソフト開発において最も重要で、ソフト内容を最も熟知した人物でもあった。しかし、この非常事態時には、秘書アンジェラとの浮気がばれており、見直し作業には全く関わらず、行方知らずとなっていた。
アンジェラは、キャサリンからグレンを奪った形だが、心のどこかにまだ不安があり、ある写真を切っ掛けにキャサリンへの嫌がらせを実行する。その写真とは、グレンと行為を行なっている時の裸の写真だ。アンジェラは、なんとこの写真をネットで公開してしまう。
これを知ったキャサリンは、グレンの仕業と勘違いし、ある計画を実行する。この計画はこそが世界を震撼させるものとなり、個人的な復讐が、世界を混乱へ貶め、遂には自分自身にも衝撃的な結末を迎えさせることになる。
その計画とは、見直したソフトをある手口で改竄し、そのソフトを搭載した飛行機2機を操縦不能に貶める。そのうちの1機は、結果的に墜落してしまった。次に、世界がこのニュースで騒然としているときに、主要メディアへ犯行声明を伝え、「解決策はあるホームページにある」とそのサイトへ不特定多数のアクセスを誘導する。そのサイトには、実はコンピュータウィルスが仕組まれており、感染したPCはある時間を持って全てのデータからOSまでもが削除されてしまう。



最終的には、もう1機の飛行機は無事着陸に成功し、ウィルスについても最悪事態は回避されます。そこまでのいきさつについては、是非この本を読んでご覧ください。エピローグもしっかりまとめられていますので、本当にこの本はおすすめです。

新装版 クラッシュ (宝島社文庫)新装版 クラッシュ (宝島社文庫)
(2005/07/25)
楡 周平

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