Hello,CEO. 著:幸田真音
久しぶりに幸田氏の本を読みました。はやり、幸田氏の本は分かりやすく、読みやすいです。すっきりとした情景説明で、また情のやり取りも的確に表現されていてグッドです。
内容は、カード会社に勤めていたある若者が、その会社をやめ、仲間といっしょに新たに会社立ち上げます。なんとその新会社の社長に就任し、社長業に翻弄されていく様子が描かれています。
(あらすじ)
藤崎翔が勤めていたメトロポリタン・エキスプレス・カード会社が、突然大規模なリストラを始めた。そのリストラで、一番信頼していた上司がクビとなり、会社不信に陥っていく。そんな最中、第2弾のリストラが始まり、早期退職希望の募集が始まった。翔は、周りの様子をうかがいつつも、それとなく募集要項を手に入れ、何気なく記入してしまった。ちょうどそのとき、新しい上司から予算見直しのための本社説明の資料作成を依頼され、時間がないなか完成度の高い資料を作成する。しかし、その資料は日の目を見ることなく、また、翔自身の存在価値を否定され、退職希望用紙を提出してしまう。そして、あっけなく無職となる。
たまたま、デート中に元上司である早坂に会い、そこから翔の人生が大きく転換していく。なんと、元カード会社をリストラで去った仲間たち数人が集まり、会社を興そうというのだ。しかも、早坂の推薦で翔が社長となった。まだ、社会人経験が十分でもないのに。メンバーは、各担当のある意味スペシャリストたちだ。何をする会社か議論した結果、結局翔の意見で今までにないカード会社を作ることにした。早坂のサポートで新規事業の立ち上げ道筋を決め、いざ顧客獲得へ乗り込もうとした矢先き、突然早坂に不幸が訪れる。余命1年と宣告され、メンバーに動揺が走った。しかし、早坂の夢でもある新会社を発展させようと、メンバーは一丸となって突き進む。
しかし、待っていた現実は、そう容易ではなかった。また、当時の目的であったカード会社からはかけ離れた会社となっていってしまう。
ここからの事業展開、仲間の情溢れるやり取りは、本でご覧ください。
もし、自分にもこのような経験ができたら、人生大変おもしろいと思います。まっ、そんな能力ないですが。。。
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内容は、カード会社に勤めていたある若者が、その会社をやめ、仲間といっしょに新たに会社立ち上げます。なんとその新会社の社長に就任し、社長業に翻弄されていく様子が描かれています。
(あらすじ)
藤崎翔が勤めていたメトロポリタン・エキスプレス・カード会社が、突然大規模なリストラを始めた。そのリストラで、一番信頼していた上司がクビとなり、会社不信に陥っていく。そんな最中、第2弾のリストラが始まり、早期退職希望の募集が始まった。翔は、周りの様子をうかがいつつも、それとなく募集要項を手に入れ、何気なく記入してしまった。ちょうどそのとき、新しい上司から予算見直しのための本社説明の資料作成を依頼され、時間がないなか完成度の高い資料を作成する。しかし、その資料は日の目を見ることなく、また、翔自身の存在価値を否定され、退職希望用紙を提出してしまう。そして、あっけなく無職となる。
たまたま、デート中に元上司である早坂に会い、そこから翔の人生が大きく転換していく。なんと、元カード会社をリストラで去った仲間たち数人が集まり、会社を興そうというのだ。しかも、早坂の推薦で翔が社長となった。まだ、社会人経験が十分でもないのに。メンバーは、各担当のある意味スペシャリストたちだ。何をする会社か議論した結果、結局翔の意見で今までにないカード会社を作ることにした。早坂のサポートで新規事業の立ち上げ道筋を決め、いざ顧客獲得へ乗り込もうとした矢先き、突然早坂に不幸が訪れる。余命1年と宣告され、メンバーに動揺が走った。しかし、早坂の夢でもある新会社を発展させようと、メンバーは一丸となって突き進む。
しかし、待っていた現実は、そう容易ではなかった。また、当時の目的であったカード会社からはかけ離れた会社となっていってしまう。
ここからの事業展開、仲間の情溢れるやり取りは、本でご覧ください。
もし、自分にもこのような経験ができたら、人生大変おもしろいと思います。まっ、そんな能力ないですが。。。
![]() | Hello,CEO. (2007/09/21) 幸田 真音 商品詳細を見る |
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タックス・シェルター 著:幸田 真音
幸田真音さんの「タックス・シェルター」をご紹介しようと思います。
タックスシェルターとは、「租税回避」のことで、如何に支払う税金を少なくするか、支払わなくてよい方法を考えるかと言うことです。この本では、「税金とは」と考えさせられる内容になっています。
(あらすじ)
主な登場人物は、谷福証券財務部長 深田と深田に金関係でまとわりつく坂東、国税局調査官 宮野。深田は谷福証券社長に大変かわいがられ、二人の間に誰にも知られてはならない秘密があった。ところが、その秘密の処遇を福田に伝えないまま社長は、突然脳溢血で倒れそのまま帰らぬ人となった。その秘密とは、「ケイマンにある海外法人」。いわゆる、租税回避としてのペーパーカンパニーだ。そこにかなりの金額を残し、深田に管理をさせたまま社長がいなくなってしまった。幸い、この会社は社長個人のもので、谷福証券とは関係のないものだった。ところが、ある事により谷福証券の資産が入り込んできた。ある事とは、社長が趣味で買い集めていた絵画(会社資産)の売却で、オークションで落札された際、購入資金の一部をこの海外法人へ入金する事が条件だった。その売却の手伝いをしたのが坂東だ。深田は、坂東へこの資金処理について相談すると、別の法人を建てそこに転送する事を提案してきた。マネーロンダリングだ。その際、坂東は条件をつけてきた。一時的にケイマンにある資金を運用させて欲しいと。坂東の知人 稗田がリスクの高いFXや原油商品先物で運用し、結果的に元資産の倍以上に膨れ上がった。こうなると、人間欲が出てくる。坂東が深田と稗田の3人で、運用益分を山分けしようといい始め、なかなか踏ん切りがつかなかった深田も、半ば坂東たちに押し切られる形で香港に口座を開き、そこに資金転送してしまった。
そのころ、谷福証券は国税局による調査を受けており、深田はこの件がバレルのではとやきもきしていたが、そこは財務部長、抜かりない処理をしていた為に、特に指摘なく調査を完了した。このとき、深田はある切っ掛けで調査官であった宮野と親しくなる。しかし、この時点から転落へと導かれ、取り返しのつかない結末へと向かう。
つづきは、ぜひ本を読んで。
外為証拠金取り引き(FX)や商品先物など金融知識を触りでも持っていた方が、この本は読みやすいと思います。知識がないと厳しいかも。また、この本の魅力として、深田と宮野、そして宮野の娘いづみの人間関係があります。金への欲望と人間ドラマを同時に堪能できます。
しかし、結末はあまりにあっけなく、そして中途半端だったため、すっきりせず不満が残っています。尻切れとんぼ状態だ。
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タックスシェルターとは、「租税回避」のことで、如何に支払う税金を少なくするか、支払わなくてよい方法を考えるかと言うことです。この本では、「税金とは」と考えさせられる内容になっています。
(あらすじ)
主な登場人物は、谷福証券財務部長 深田と深田に金関係でまとわりつく坂東、国税局調査官 宮野。深田は谷福証券社長に大変かわいがられ、二人の間に誰にも知られてはならない秘密があった。ところが、その秘密の処遇を福田に伝えないまま社長は、突然脳溢血で倒れそのまま帰らぬ人となった。その秘密とは、「ケイマンにある海外法人」。いわゆる、租税回避としてのペーパーカンパニーだ。そこにかなりの金額を残し、深田に管理をさせたまま社長がいなくなってしまった。幸い、この会社は社長個人のもので、谷福証券とは関係のないものだった。ところが、ある事により谷福証券の資産が入り込んできた。ある事とは、社長が趣味で買い集めていた絵画(会社資産)の売却で、オークションで落札された際、購入資金の一部をこの海外法人へ入金する事が条件だった。その売却の手伝いをしたのが坂東だ。深田は、坂東へこの資金処理について相談すると、別の法人を建てそこに転送する事を提案してきた。マネーロンダリングだ。その際、坂東は条件をつけてきた。一時的にケイマンにある資金を運用させて欲しいと。坂東の知人 稗田がリスクの高いFXや原油商品先物で運用し、結果的に元資産の倍以上に膨れ上がった。こうなると、人間欲が出てくる。坂東が深田と稗田の3人で、運用益分を山分けしようといい始め、なかなか踏ん切りがつかなかった深田も、半ば坂東たちに押し切られる形で香港に口座を開き、そこに資金転送してしまった。
そのころ、谷福証券は国税局による調査を受けており、深田はこの件がバレルのではとやきもきしていたが、そこは財務部長、抜かりない処理をしていた為に、特に指摘なく調査を完了した。このとき、深田はある切っ掛けで調査官であった宮野と親しくなる。しかし、この時点から転落へと導かれ、取り返しのつかない結末へと向かう。
つづきは、ぜひ本を読んで。
外為証拠金取り引き(FX)や商品先物など金融知識を触りでも持っていた方が、この本は読みやすいと思います。知識がないと厳しいかも。また、この本の魅力として、深田と宮野、そして宮野の娘いづみの人間関係があります。金への欲望と人間ドラマを同時に堪能できます。
しかし、結末はあまりにあっけなく、そして中途半端だったため、すっきりせず不満が残っています。尻切れとんぼ状態だ。
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周極星 著:幸田 真音
幸田真音の著書は、経済金融を題材に人間関係がおもしろく描かれ、いつも楽しく読ましてもらっています。
今回は、そのなかで周極星を取り上げてみます。
まずは、あらすじから。
(あらすじ)
主な登場人物は、
織田一輝、胡夏琳、倉津謙介
それぞれ、個性あふれる人物像で、特に主人公の織田と夏琳は生い立ちが特異な物で、それぞれの人生を大きく左右している。
織田は、両親が日本人で、仕事の関係で日本と中国を行ったり来たりするような生活を送っており、日本人でもあり、中国人でもある。そのため、時と場合によって人種を使い分け、若くしてファンド経営者としてのし上がっていく。
夏琳は、中国生まれ中国育ちで、父親が日本人、母親が中国人のハーフ。しかし、夏琳は愛人との間にできた子ということで、父親を憎み続ける人生を歩む。夏琳も織田と同様に徹底主義で、トップとして会社を経営する。
倉津は、昭和五洋銀行に勤務し、定年間近で栄転と称し上海支店長として海外勤務を余儀なくされた。しかし、ただでは終わらぬと今までの経験を活かし、利用できる物は全て利用し、出し抜きで成果を上げていく。
3人は、中国という巨大な市場であり、まだ成熟しきっていない市場で、新たなビジネスを立ち上げるため、お互いがお互いを利用しようと画策し翻弄する。しかし結局、年の功とでも言うのか経験、知識が物をいい、まだまだ若い織田は、倉津に出し抜かれ蹴落とされる。また夏琳もおいしいところだけ倉津にもっていかれてしまう。
もともと、織田と夏琳は幼なじみだが、お互いプライドが高くライバル意識が過剰だった。そのため歪み合い、嫉妬し、その延長で憎しみあってもいた。しかし、二人とも倉津にしてやられたという共通項を認識すると、今までの関係が嘘のようにお互いが惹かれていく。
織田と夏琳に『打倒倉津』という共通目的ができた。それは、次の大きなビジネスチャンスを物にしようとしている倉津を追い貶める計画だ。方法は、格差社会で不満をもつ貧困層に反日感情を増幅させ、昭和五洋銀行が進めているビル建設計画をデモによって中止させ、昭和五洋銀行ならびに倉津に世界から信用不信の嵐を巻き起こすものだ。
織田と夏琳と倉津の関係によって、母国とは何か、日本と中国の関係とはどうあるべきかを考えさせられる物でした。ハーフであることにより優位なこともあれば、自分自身がいったいどの国の者なのかという悩みもある。アジアお国々が協力していかなければならないことは誰でも分かっているが、過去の歴史に縛られ、政治がその感情をコントロールしながらその国を優位に持っていこうとする。
はやくトップが気づいてくれれば、と思ってしまいます。
ところで、私自身この本の展開は少し違和感がありました。前半は経済を題材にして展開していたのに対し、後半は社会問題を持ち出してきた。どうせならば、終始一貫して経済ネタで展開してほしかった。やられたらやり返すという流れであれば、『目には目を、歯には歯を』が一番分かりやすいのでは!?
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今回は、そのなかで周極星を取り上げてみます。
まずは、あらすじから。
(あらすじ)
主な登場人物は、
織田一輝、胡夏琳、倉津謙介
それぞれ、個性あふれる人物像で、特に主人公の織田と夏琳は生い立ちが特異な物で、それぞれの人生を大きく左右している。
織田は、両親が日本人で、仕事の関係で日本と中国を行ったり来たりするような生活を送っており、日本人でもあり、中国人でもある。そのため、時と場合によって人種を使い分け、若くしてファンド経営者としてのし上がっていく。
夏琳は、中国生まれ中国育ちで、父親が日本人、母親が中国人のハーフ。しかし、夏琳は愛人との間にできた子ということで、父親を憎み続ける人生を歩む。夏琳も織田と同様に徹底主義で、トップとして会社を経営する。
倉津は、昭和五洋銀行に勤務し、定年間近で栄転と称し上海支店長として海外勤務を余儀なくされた。しかし、ただでは終わらぬと今までの経験を活かし、利用できる物は全て利用し、出し抜きで成果を上げていく。
3人は、中国という巨大な市場であり、まだ成熟しきっていない市場で、新たなビジネスを立ち上げるため、お互いがお互いを利用しようと画策し翻弄する。しかし結局、年の功とでも言うのか経験、知識が物をいい、まだまだ若い織田は、倉津に出し抜かれ蹴落とされる。また夏琳もおいしいところだけ倉津にもっていかれてしまう。
もともと、織田と夏琳は幼なじみだが、お互いプライドが高くライバル意識が過剰だった。そのため歪み合い、嫉妬し、その延長で憎しみあってもいた。しかし、二人とも倉津にしてやられたという共通項を認識すると、今までの関係が嘘のようにお互いが惹かれていく。
織田と夏琳に『打倒倉津』という共通目的ができた。それは、次の大きなビジネスチャンスを物にしようとしている倉津を追い貶める計画だ。方法は、格差社会で不満をもつ貧困層に反日感情を増幅させ、昭和五洋銀行が進めているビル建設計画をデモによって中止させ、昭和五洋銀行ならびに倉津に世界から信用不信の嵐を巻き起こすものだ。
織田と夏琳と倉津の関係によって、母国とは何か、日本と中国の関係とはどうあるべきかを考えさせられる物でした。ハーフであることにより優位なこともあれば、自分自身がいったいどの国の者なのかという悩みもある。アジアお国々が協力していかなければならないことは誰でも分かっているが、過去の歴史に縛られ、政治がその感情をコントロールしながらその国を優位に持っていこうとする。
はやくトップが気づいてくれれば、と思ってしまいます。
ところで、私自身この本の展開は少し違和感がありました。前半は経済を題材にして展開していたのに対し、後半は社会問題を持ち出してきた。どうせならば、終始一貫して経済ネタで展開してほしかった。やられたらやり返すという流れであれば、『目には目を、歯には歯を』が一番分かりやすいのでは!?
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